カルロス・ゴーンがレバノンに逃亡してから、
はじめて公の場所で記者会見を実施したのが1月8日22時だ。
この記事を書いている1月9日には、
どのメディアも一斉に彼の会見の意図や今後の展開を報じている。
あの日本を代表するNISSAN自動車を立て直した敏腕経営者として有名だったカルロス・ゴーン。
今回の記者会見では、
多くのニュースやメディアでも指摘されているように、自己弁護の面が強かったと言わざるを得ない。
これは少し残念だが、
まだ司法の決着もついていないし、一般人が得られる情報にも限りがあるのでこれ以上の意見は想像の域を出ないので控えよう。
が、
彼はおそらくモテる男の部類に入る人種だ。
金は有り余るほどあるし、
地位も名誉も手にした世界でも数少ない男といえる。
そんな彼も、
「自己弁護」に終始している姿を見せたことによってそのモテ度は降下してしまったと言わざるを得ない。
少なくとも、
会見を生中継でみていた私としてはそう感じた。
モテる男というのは、
言い訳や自己弁護というものからは距離をおいて置かなければならない宿命だと言える。
どんな時も堂々としていればモテは維持できる
男はどんな時でも堂々としているのが理想だ。
自信がない男はモテない。
たとえカルロス・ゴーンのように大富豪でも、
最強と言われる朝倉兄弟でも、
少しでも自信のなさが垣間見えたらそれはもうモテからは遠ざかってしまう。
男が自信を持って堂々とするには2つの方法がある。
・膨大な経験値を積む
・ハッタリを押し通す
どんなことにでも果敢に挑戦すれば、
自ずと経験値は積み上がっていくので自信はついてくるだろう。
ビジネスでも恋愛でも人間関係でも、
人間誰しも失敗はあるという前提の元でどんどんチャレンジしていけばいい。
後者のハッタリを押し通すには、
相当の胆力と頭の回転が必要になるが、これもテクニックのひとつとしてモテる男は覚えておきたい。
いずれにしても、
男は堂々としているには腹の中を見られることがあってはいけない。
どんなことにも動じずに堂々としていることが、モテる男であり続けるポイントなのだ。
言い訳や自己弁護をしないようにするには?
では、
言い訳や自己弁護をしないようにするにはどうしたらいいのか?
ひとつは、
利己的になるなということだ。
人間は弱い生き物で、
どうしてもまずは自分の利益を最優先に考えてしまう習性がある。
これは生物としては当然の本能なのだが、
命の危険を感じるほどの危機というのは現代ではなかなかないだろう。
ましてや、
この日本国においてはほとんどがないといってもいいだろう。
そんな状況なので、
まずは利己的な態度や行動を改め、特に恋愛に関しては相手本位(女性を楽しませるにはどうしたらいいのか)という行動指針で動いたほうが良いだろう。
相手本位で女性と接していれば、
たとい誤解が生じたとしても、言い訳や自己弁護をする必要もなくなる。
ただの誤解だから。
利己的でなく、
相手本位でいることはなにも恋愛に限らずビジネスでも人間関係の構築でも活用できる。
言い訳や自己弁護をするときというのは、
大体が自分の利益や立場を守りたいときだろう。
気持ちはわかるが、
必死になって言い訳や自己弁護をしている姿というのは果たしてスマートだろうか?
カルロス・ゴーンも、
あの会見で見せた必死さというのはモテる男にとっては不要なものと言わざるを得ない。
クールポコの、
「男は黙って〇〇!」
というネタがあるが、あながち間違っていないと私は思う。
で、
言い訳や自己弁護をしないようにするもう一つの方法は、
聖人君子として生きる
ことだろう。
すべてを受け入れ、
そしてすべてを愛する品行方正な人間となる。
そうすれば、
言い訳や自己弁護など無用な境地に心身ともにたどり着ける。
・・・まあ、現実的ではないけどね。
つまりは、
言い訳や自己弁護を全く排除して行きていくのは難しいということだ。
だが、
少なくともモテる男の余裕として利己主義的な生き方や考えを改めるのは出来そうだと思わないか?
もちろん、
相手が嫌な奴、ウマが合わないのにわざわざ相手本位にする必要はない。
そこは、
着なくなったヨレヨレのTシャツと同じように断舎離して距離をおけばいい。
仕事上の付き合いなら必要最低限の関係性を保てばいいし、
そうでなければ令和の年賀状のようにだんだんとフェードアウトしていけばいい。
少なくとも、
モテる男を維持するには「どうぞどうぞ」とダチョウ倶楽部のギャグよろしく相手に譲る心の余裕があるといいのではないかと思うのだ。
最後に
これからカルロス・ゴーンは茨の道を歩むことになるだろう。
日本の検察だって、
容疑者を国外に逃亡させてしまった失態に対して、ただ指をくわえて見ているだけとはいかないだろう。
正直に言えば、
カルロス・ゴーンが今後どうなろうとほとんどの人の人生には影響はない。
だが、
すくなくとも日本を騒がせたカルロス・ゴーンという男の記者会見を通じて、モテる男ってなんだろう?と見つめ直すことも一興になったと言える。
モテる男を維持したいと日々願う人間として、
改めて利己的にならずに余裕を持った男になろうと決意した、そんなことを思った次第である。