モテたい男のためのモテ研究所

【新しい地図】から学ぶ〜モテる男は飛び出す勇気を持とう

【新しい地図】から学ぶ〜モテる男は飛び出す勇気を持とう

新しい地図と言うユニットを知っているだろうか。

元SMAPの稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾の3人で構成されたユニットの名前だ。

新しい地図 公式サイト

彼らは、今何かと話題のジャニーズ事務所から離れ、事務所の力を借りずに自分たちの力で芸能活動を始めたのだ。

元は6人だったSMAP。私が中高生の時はそれはもうとんでもないアイドルグループだった。

そこから森且行が抜けて、中居正広・木村拓哉と5人体制で計28年間ひたむきに芸能界を突っ走ってきた。

が、ここにきてマネージャーの飯島三智氏とジャニーズ事務所との衝突が原因となり、惜しまれつつもSMAPは解散。

紆余曲折があり、中居くんとキムタクはジャニーズ事務所に残る事になり(当初はキムタクのみがジャニーズに残り、残り4名は脱退する見込みだったのだが)、上記ユニットの3人がジャニーズ事務所をやめると言う結論に至った。

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TVを見れば、ジャニーズタレントを見ない日はないほど、ジャニーズ事務所は芸能界において絶大な権力を誇っている。

ジャニーズ事務所という肩書きがあれば、世間を知らないような若いタレントも王様、王子様扱いされる。女の子からの人気も想像以上だろう。

実際、この記事を書いている矢先に、NEWSというジャニーズグループの2人が酒席で同席していた女性を未成年と知らずに酒を勧めた疑いでワイドショーの格好のネタとなっている。

NEWSの加藤・小山、未成年の女性と飲酒か

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6285224

ジャニーズであれば女もカネも寄ってくる。

こんな驕りが蔓延した挙句の騒動だったのかもしれない。

芸能界において、ある意味割り切ってしまえばなんの不自由もなくタレント活動ができてしまうのがジャニーズ事務所の力。

だが、冒頭の新しい地図の3人はそのジャニーズというカゴから飛び出し、自らの足で歩いて行こうと決めたのだ。

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新しい地図の3人の現在

ジャニーズを飛び出した稲垣・草彅・香取はそのままくすぶっているのだろうか。

いや、そんなことはなかった。

彼らは彼らでしっかりと自分の力でたくましく、そして楽しそうに活動している。

インターネットTV「Abema TV」では、地上波では言えないような本音を話し、視聴者の共感を得た。

脱退した森且行と21年ぶりの再会も3人が独立したからこそできたこと。

その後もCM、ネットTV、SNS発信、新たなユニット(草彅・香取)での音楽活動など、ジャニーズ事務所にいた頃ではできなかったようなことを次々と成し遂げている。

映画【クソ野郎と美しき世界】では、2週間限定上映という中で目標動員数15万人を掲げたところ、彼らの精力的な宣伝活動(舞台挨拶、SNS拡散など)により結果的に28万人の動員を達成する快挙を成し遂げる。このおかげで、映画は続編の製作を決定したという。

とにかく新しいことにどんどんチャレンジする稲垣・草彅・香取の3人。

意気消沈するどころか、どんどん活動の幅を広げていっている。

彼らが心底楽しんでいる姿を見ると、見ている側もとっても楽しくなるし、何よりも勇気をもらうことができる。

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モテない男が見習うべきは、飛び出す勇気

モテる男が持つべきものは、飛び出す勇気である。

茹でガエルとういう例え話をご存知だろうか。

生きたカエルを鍋に入れ水を入れる。その鍋に弱火で火をつけると水温はどんどん上がっていくが、中にいるカエルはその鍋の居心地の良さにだ上昇する水温に気がつかない。水がお湯になり沸騰する頃には、カエルは気がつくのが遅く茹でガエルとなって死んでしまう、という話だ。

現状に何も不満がなければ今のままでいいだろう。

だが、このままではいけない。自分を変えたいと思っている男性に必要なのが、一歩踏み出す勇気、そして今いる環境から飛び出す勇気だ。

はじめの一歩は怖い。飛び出した先の環境がどんな環境なのかはわからない。

それでも、今のままでいたら何も変わらないし、世の中はこちらが思っている期待とは裏腹にどんどん悪化していっている。

情報革命によって、そしてインターネットやスマホによって人々の生活はとっても便利になった。

ただ、気をつけないといけないのは、便利になっただけなのだ。

むしろ、インターネットやスマホに代表された情報技術を使いこなせる人とそうでない人の格差が指数関数的に広がっていっている。

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今の自分に満足していない人が現状維持のままだったら、周囲で一歩踏み出した人や外へ飛び出した人との差もどんどん大きくなっていくだろう。

新しい地図の3人のように、既存の居心地のいい環境(ジャニーズ)から一歩飛び出した彼らが見える景色、そして得るもの。それは彼らにしかわからない。

それでも、浅はかながら想像できることは、自分の足で歩き、自分の手で道を切り開いているという実感を彼らは感じているのではないかと思う。

モテたければ、モテない自分から飛び出そう。

自分を変えたければ、自分の足で飛び出そう。

はじめの一歩は誰でも怖い。時には肉体的、精神的な痛みも伴うかもしれない。

しかし、そこで感じた痛みに耐え、その痛みが消えた時、人は成長する。

新しい地図の3人も、ジャニーズを辞めた時は将来の不安で押しつぶされそうになっただろう。痛みを感じたのは想像に難くない。

でも、実際にそれぞれが一歩踏み出して活動を始めたことで、その勇気と行動がお互いを励まし合い、周囲の人間を巻き込み、最終的に充実した活動を行えているのだ。

彼らにできて、我々にできない理由なんてない。

モテない自分という事務所を飛び出し、モテる自分として独立してみよう。

最後に、芸能コラムニストの木村隆志の言葉を引用して終わりたいと思う。

しがらみや組織から飛び出す、後ろ盾のないなかで新しいことに挑戦するー

多くの人が自分と重ね、これまで彼らのファンでなかった人も、見守りたい気持ちになった。

自分のためにではなく、誰かを応援するためにお金を使いたい。

ヒットの新潮流を最もわかりやすく証明したのが、新しい地図だった。

引用元 日経トレンディ 2018年7月号

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