モテる男はフリ(pretend)が上手い。
能ある鷹は爪を隠すということわざがある。
真の能力をもつ人間はその能力はひけらかさない。
人間の魅力というのは、
相手から自然と気づかれることによって伝わるのだ。
モテない男がモテるには、
モテないフリをして自分の魅力を自ら隠せる男になろう。
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目次
「俺ってモテるよ」でモテてる男を見たことが無い
モテる男はわざわざ自分でモテる自慢をしない。
女が男を選ぶ時、
最終的には直感、つまりは子宮で選ぶ。
言語はそこまで必要ないのである。
モテるオーラ(姿勢、態度、見た目、ファッションなど)があれば女は直感でその男の魅力を見抜く。
例え、
その男が非モテを装ってたとしても、だ。
幸か不幸か、
モテるオーラというのは言語化せずとも相手に伝わってしまう、まるで量子力学のようなものなのである。
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早口な男がモテないのと同様、
あるかどうかもわからないような魅力を自ら言わないと相手に伝わらないような男はいい男か?
答えはNoだ。
自分でモテるかどうかを発信して総スカンを食らうなら、
モテがバレてしまうまで待ってみるのがモテ男の甲斐性なのである。
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自分一人でも女と知り合える、美女にもビビらない
モテ男は得てして心に余裕がある。
いつも堂々としている。
なぜか?
非モテと違って、
いつでも女を調達できるぜ、という余裕があるからである。
「この女を失ってしまったら一生女体に触れられないかもしれない!」
といった必死さが非モテの始まりなのである。
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映画でもそうだろう。
命乞いをする者、最後まで金に執着する者は必ずバッドエンドを迎える。
真のモテ男は、
いつどんな時でも目の前の女を失うことを恐れない。
一時的な感傷はあったとしても、
すぐに気持ちを切り替えて次なるスタートをきることができる。
この世界に70億人の人間がいるとしたら、
半分の35億人は女性なのである。
そうしたマクロな視点で物事をみることができるのがモテ男の必須条件。
手の中にあるものを失っても、
またすぐに調達できる自信とスキルがあるからこそ心に余裕が生まれるのである。
だからこそ、
本当はモテるのに非モテを装ったってどうってことないのだ。
そこで女にすがる情けない姿を見せるくらいなら、
ピエロになってその場をやり過ごせばいい。
他の人に手柄を譲って、
自分はしっぽりと自分の力で得た女や金で人生を楽しめばいい。
そう考えられる男が真のモテ男なのである。
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俺って金持ちだよでモテてる男を見たことが無い
金持ちはモテるのか?
半分はイエスで、半分はノーだ。
金があれば人生の選択肢は増えるし、
欲しいものはだいたい手に入るからストレスは少ないだろう。
しかし、
金があるから女がその男に魅力を感じるかどうかはまた別なのだ。
先にも書いたが、
女は最終的に男を直感(=子宮)で選ぶ。
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優秀な遺伝子を持っているかどうかは、
太古の昔より培ってきた本能で決めるのである。
だが、
経済的な余裕がある男に女が惹かれるのもまた事実。
女は妊娠したら子どもを養わないといけない。
経済的な余裕(衣食住、教育など)があれば身の危険を感じずにストレスフリーで生活できる。
したたかな女は、
金がある男に金だけ出させて生殖は優秀な遺伝子を持ったモテ男と交わる、と戦略をたてる。
ならば、
もし自由にできる金がたくさんあろうとも「お金なんてないぜ」と装っておけばいい。
「最初は単なるモテ男かと思ったけど、実は金もしっかり持っているのね」
と女に気づかれれば、その男の魅力はさらに上がる。
逆は悲惨。
金があるフリして実は全然なかったなんて、
どこかのネットワークビジネスホームページみたいだ。
女に伝えたい魅力があるのであれば、
それをがっつりアピールするのではなく、その魅力が無いフリをすることでレバレッジが効いてくるのだ。
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恋愛はある意味騙し合いである
人間は鏡だ、と言う言葉がある。
自分が相手を好きになれば、相手も自分を好きになる。
自分が相手を嫌いになれば、相手も自分を避けるようになる。
もっともらしい言葉だし、それが当てはまる場合もあるだろう。
しかし、恋愛に関しては逆だ。
男が女を好きになればなるほど、それは非モテコミットとしてキモいと言われる。
「お前クラスの女なんていくらでもいるぜ」と本心(=抱きたい)を隠して軽くディスっていると、その女はグイグイこちらに興味を示してくる。
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ならば、
相手に興味がない、女が欲しがる魅力なんて俺にはない、くらいのフリができる方がいい。
人間は期待していない時に想像以上の発見があると喜びは何倍にもなる。
恋愛においては最終的に相手の興味をいかに引くかと言う騙し合いだ。
騙し合いと言っても、そんな悪いイメージを持つ必要はない。
スポーツも相手の弱点を攻めたり、わざと油断させて裏をかいたりする。
変に真っ向勝負して玉砕するよりは、
正しい恋愛戦略(=フリをする)で自分の魅力を何倍にも見せる方が得られる結果はさらに大きくなるはずだ。
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まとめ
映画やドラマで目を見張るような演技力を持つ俳優を想像してほしい。
その演技力、ギャップが観客を惹きつけるのである。
人間は初めから何でも与えてしまうとそれが当たり前と感じ感謝を感じなくなる。
恋愛も同じ。
真のモテ男は魅力があたかもないフリをして小出しに見せる。
それにより女はなかなかその男から離れられないし、
期待以上の魅力があった場合はその喜びは何倍にもなる。
モテる男を目指すには、
フリができるほどの心の余裕を持ち合わせておくことが重要なのである。
おわり
参考図書
恋愛工学の教科書 ゴッホ著
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている ふろむだ著
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