【非モテ】とはいったい何なのか?(第2回 全3回)
【非モテ】に共通するあるマインドとは?
前回の記事では、【非モテ】とは何なのか?どういった状態が【非モテ】なのか?をチェックリストと共に確認した。
3つ以上当てはまる人間が【非モテ】確定である。
ここで3つ以上チェック項目が当てはまる人に共通しているのはどういった状態なのかを見てみよう。当研究所の見解は以下の通りである。
【失敗や恥をかく事を恐れるあまり、自分の意志や考えで行動を起こすのではなくあくまで相手に合わせて行動しようとするため、考え方や行動、言動全てが受け身になっている】状態であり、【現状の生活や人生が面白くない、思い通りにいかないのは他人や社会のせいにして逃げている】状態である。
何かマイナス要素ばかりでこうして記事を書いていても反吐が出そうだ。
こんな状態のキモイ男が目の前にいたら、女性はデートするどころかウサイン・ボルト以上のロケットスタートで一瞬で逃げ出すであろう。
非モテ金メダル確定である。
さて、こんな状態のキモイ男の心の中を覗いてみると、ある一つの要素が圧倒的に不足しているのが分かった。それは、
【主体性】
である。あまりにもシンプル過ぎて驚くのも無理はない。
当研究所もそんなはずはないとあらゆる角度から【非モテ】をヒアリング・観察したのだが、何度やっても最終的にはこの【主体性の欠如している状態】が【非モテ】の根源であるという結論に達するのであった。
大事なので、もう一度書き記しておく。
【非モテ】=【主体性の欠如】
だ。記憶力に自信がない者は、毎朝鏡で確認できるよう額にTATOOを彫っておいて欲しい。
【主体性】が有る人間と無い人間はどう違うのか?
少し時間の軸を過去まで戻してみよう。
およそ5~600万年前にヒトはチンパンジーと分岐したと言われているが、その頃から男女(雌雄?)が生殖活動(=セックス)を行う事で妊娠、出産を繰り返し今日までその遺伝子を地球上に残してきた。
セックスもせずにある時勝手に女性の子宮内に受精卵が宿り、十月十日経過したら元気な赤ちゃんが生まれるなんて事はない。
当たり前である。
そんな事ができるのは雌雄同体のナメクジやプラナリアくらいなものである。
生物には本能というものがあり、種の存続のためには生殖方法を誰かに教わらなくとも勝手に体が動くものである。
腹が減れば生まれたての赤ん坊でも食事をする。
犬や猫、哺乳類やその他の生物も生殖行動の先生なんてものは恐らく存在しない。(人間以外と話ができないので、ここではそう仮定する)
男も女も「生き残りたい」という強い生存本能の元セックスを互いに要求し、主体的に子孫を残してきた。
そう、人類は主体的に、自らの意志でセックスをして子孫を残し現代まで繁栄してきたのである。
そうして主体的に生き残ろうとする種は男女ともにより異性を惹きつける遺伝子が発達し、いわゆる【モテる】ようになり(容姿端麗、体が強靭、無事に子供を出産できる肉体)、さらに子孫を残す確率が上がりより多くの種が生き残っていくのである。
ここで、もし我々祖先が【主体性の欠如した】生物だとしたらどうなっていたのか?
自ら生きる本能を持ち合わせず、子孫を残す事も考えずにただただ飯食って糞を垂れ流すの繰り返しをしていたら、人類ははるか昔に絶滅していただろう。つまり、
【主体性の欠如】=【生存意志の欠如】=【異性を惹きつける魅力の欠如】=【自然淘汰】
となる。ここで冒頭部分を思い出してほしい。
【非モテ】=【主体性の欠如】
だ。【非モテ】というのは古来から【異性を惹きつける魅力の欠如】している状態であり、いずれは【自然淘汰】してしまう恐れのある、人間、いや生物にとって最も避けなければならないマイナス要素のひとつなのである。
【今回のまとめ】
当研究所は【非モテ】をはるか昔の我々祖先から連綿と続く歴史の観点から考察して、【非モテ】=【主体性の欠如】との見解にたどり着いたのだが、いかがであったであろうか。
次回の最終回では、現代社会における【非モテ】がもたらす最悪のシナリオについて当研究所の見解を示していきたいと思う。
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