【非モテ】とはいったい何なのか? 第3回(全3回、最終回)
【非モテ】とはいったい何なのか?を全3回に渡って当研究所の見解を示してきたが、最後の回となる今回は、前回予告した通り【現代における【非モテ】がもたらす最悪のシナリオ】について考察していきたいと思う。
第1回、第2回での【非モテ】の根本的な原因は以下のように結論付けた。
【非モテ】=【主体性の欠如】
である。
詳しくは前回までの記事を参考にして欲しい。
【非モテ】は自分の体を蝕む病原菌?
ここで、とある男同士の会話を見て欲しい。
A「久しぶり!まずは生ビールで乾杯だなっ!」
B「おうっ。キンキンに冷えてんなー、これ笑」
A「プハー、うまい!ところで最近仕事どう?彼女欲しいって言ってたけど出来た?」
B「んー、なかなか出会いがなくてね。仕事も色々忙しくてさ。部下もなかなかこっちの思う通りに動いてくれないから時間もとれなくて」
A「でもさすがに休みの前日とかは時間あるでしょ?合コン行ったり、居酒屋で女の子同士と隣り合わせになってそこで仲良くなったり・・・、出会いは作ろうとすればあるでしょ?」
B「まあ、しようと思えば普通に声掛けたりも出来るけど女の子達も盛り上がっている中邪魔しちゃ悪いからね。あ、でも女の子との接点がないわけじゃないよ。こないだい会社の同僚と行ったキャバクラで会ったマキちゃんとは毎日LINEしてるよ。Bさんは他のお客さんと比べて話しやすいって言ってるし。もう一押しすれば付き合えるでしょ(笑)」
A「・・・まじかー、そうなんだ。(それって営業トークだろ!)」
B「実際女の子と付き合ってもやれ記念日だデートだで金も時間も結構掛かるからなー。いや、彼女は作ろうと思えばすぐにでもゲットできるよ。でも今は仕事も忙しいし、ムラムラきたらソープ行けばスッキリするし、ネットでもいくらでもエロ動画検索できるしこれで事足りるっしょってね。あーそうそう、こないだのAKB総選挙だけどさー・・・」
A「・・・」
B「なぁ、あそこのテーブルの女の子、かわいいなぁ。お前、声掛けてこいよぉ。」
A「いやいや、自分で行けばいいじゃん」
B「行こうと思えば行けるけど、まぁ今日はそんな感じの飲みでもないし、な・・・。(視線は女子の方へ)」
A「・・・・・・」
どうだろう。これは筆者=Aが実際に経験のある会話をそのまま文字起こししたものである。Bの会話の中に、【主体性】がどれだけあるだろうか。自分で自分のしたいこと(彼女が欲しい、セックスしたい)を達成するために何か主体的に努力しているであろうか。私にリスクを背負わせて自分はオイシイ部分だけ頂こうとしてはいないだろうか。金銭で解決できる安易な方法(キャバクラ、風俗、アイドル)に流れていってはいないだろうか。女性陣がこのBを見てかっこいいと思うだろうか。恐らくBも頭では自分が【非モテ】だと薄々気が付いているのだが、それを認めることによって恥をかくのを恐れるがために言い訳をして現実逃避をしているのであろう。ちなみにBは毛髪も薄々だ。
【非モテ】というのは病原菌と同じで、最初はそこまで拗らせる事もないのだが、自覚症状がなく放っておくと後々重篤な症状を発生させてしまう恐れがある。
虫歯を例に挙げてみよう。
最初は小さな痛みや違和感があっても
「まあ、別に放っておけば治るでしょう。ちょっと我慢してれば大丈夫」
と歯医者に行かず放置しておくと、気が付いた時には「歯が痛くて食事ができない、寝られない、口臭がきつくなる、歯が抜ける、治療費がかかる」等々、多くの悪い影響を自分自身の肉体に与える事になってしまう。
虫歯をガンに置き換えたとしたら、もっと事態が深刻になるのは自明の理である。
若いうち、おおよそ20才になるまでは足が速い、ケンカが強い、ドッチボールが上手い、肌がきれい、カラオケがうまい等々、後の人生に大して重要な要素でもないようなしょうもないポイントでうっかり女子にモテてしまう事が往々にしてある。若さは財産なのだ。
だが、20才を越え、社会に出るといかに自分が努力せずに運と若さと親の遺伝だけで人生を送ってきたのかを痛感する。なぜか?
【女を取り合うライバルが激増する】からである。
学生時代までは、おなじ環境やコミュニティ内での恋愛が主であったが、やがて学校を卒業し社会に出ると(この時点でニートのやつは論外。まずはハローワーク行って求職情報を丸暗記してくるべきだ)同年代の女子を狙う男性の年齢層が一気に広がるのである。
下は10代後半から、上は下手をすれば自分の父親より上の年齢のおっさんまでもがライバルとなるのである。
ましてや有名企業やベンチャー社長、ハイスペックな20~30代の男達の魅力や経済力、立ち振る舞いは今のあなたと桁違い。
サッカーで言えばレアルマドリードと大学サークルくらいの差である。
現代における【非モテ】がもたらす最悪のシナリオとは?
こうして自分の市場価値が残酷にも一気に露呈し、だんだんと女性に相手にされなくなって来る頃、やつらは一気に表面化してくるのだ。
そう、
【非モテ】だ。
原始時代の【非モテ】であれば、子孫を残すパートナーを獲得できず、生き残る意志もないためそのままひっそりと野垂れ死ぬのがオチだ。
しかし現代の【非モテ】はそう簡単ではない。
このデフレの世の中、食うのには困らないので死にはしないだろう。
ある研究機関による調査によると、“2007年生まれの人間の半数が107歳まで生きる”らしい。どんどん寿命が伸びており、逆に「死ねない」ので【非モテ】の悶々とした気持ちを数十年持ち続けなければならない運命となる。
でもそのフラストレーションを認めたくないので、重度の【非モテ】が発症すると男達は逃げる。
得意な現実逃避だ。
現実から目を逸らし、自分の【非モテ】を他人や社会のせいにし、自分の意志で努力する事もせず、ネットやメディア、政治家や官僚、反社会勢力が用意した娯楽(風俗、キャバクラ、AV、AKB商法、無料エロ動画、スマホゲーム)に身銭を切ってさらに身を投じるのである。そうして出来上がるのが、
【思考停止した労働奴隷】
だ。
主体性が欠如し、日々垂れ流される情報や簡易的な快楽のために有限である時間を替えの利く単純労働に捧げ、そこで得た自分の労働報酬を死ぬまで散財し続ける。
【非モテ】発症は【思考停止した労働奴隷】への片道切符なのである。
しかも特急なので終点に到着するのは驚くほど速い。
安心しきって少し目を閉じたらもうそこは終着駅である。
これが現代社会における【非モテ】がもたらす最悪のシナリオである。
【非モテ】にならないためには?
最後はかなり暗い結論に至ってしまった。
私自身も、我が研究所所員たちも、この結末を目の当たりにした時、しばらくは言葉を失い、ただ呆然と立ち尽くすしかなかった。
しかし、
まだ絶望に身を投じるのは早い。
今日この瞬間から行動を起こし、【非モテ】という魔物と徹底的に戦い、それを克服する事は可能だ。
「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」事を自ら証明してほしい。
【非モテ】=【主体性の欠如】=【思考停止の労働奴隷】
にならないためにも、まずは【自分のありのままの市場価値】を知るべきだ。
そして、【自分はどうなりたいのか=理想の自分、なりたい自分】を明確にする。
女にモテまくりたい、ヤリまくりたい、金を稼ぎたい、起業したい、世界一周したい、なんでもいい。
現状の自分となりたい自分が明確になると、そこにギャップ=足りない部分、やるべき課題が見つかる。
【主体性をもって、現状把握と目標設定する】
事、まずはここから始めよう。
お隣韓国の諺にも「始めれば半分」と言うものがある。
何かを始めてしまえば、すでに目標の半分(50%)は成し遂げている、
という意味だ。
日本の文化で言えば「思い立ったが吉日」であろう。
ここまで辿り着けば、もう半分は成功しているようなものだ。
まずは各人が他人のせい、社会のせいにする意識を捨て、自慰行為をやめ、自分のチ〇チ〇をペンに持ち替え、【なりたい自分像】と【現状の自分】を是非書き出してみてほしい。
【非モテ】がこの世から無くなれば、それは全ての男性に幸福と平和が訪れるとともに、愛する女性たちにも幸福と平和が訪れるという事になる。
まさにユートピア、理想郷の到来だ。
そんな世界を真剣に望む、自分と未来を変えようともがく男性達を、当研究所も全力でサポートするつもりだ。
終わりに
以上、全3回に渡り、男性諸君の最大の敵と言っても過言ではない【非モテ】についての見解を示してきた。
この記事と我々の見解に一人でも多くの男性が共感を示し、今この瞬間から行動を起こし、【非モテ】に立ち向かう契機となってくれれば幸いだ。
当研究所では、今後この諸悪の根源である【非モテ】に冒される男性を一人でも減らし、全ての男性が幸せな人生を送れるような具体的かつ有益な情報を随時発信していく所存である。
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