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TBS系筋肉マン達の甲子園【SASUKE】出場を目指すとモテるのか?

突然だが、
私はTBSが好きだ。

なぜなら、
筋肉マンたちの祭典とも言えるあの番組を放送してくれるからだ。

そう、それは【SASUKE】である。

大の大人が筋トレをして鍛え、
大の大人が作った(馬鹿げた)セットを完全制覇するSASUKE。

  • そり立つ壁
  • サーモンラダー
  • スパイダーウォーク
  • クリフハンガー(最近はクリフハンガーディメンションになったらしい)
  • バーティカルリミット改

・・・映画のタイトルかよ。

これらの障害物は一部で、
すべてのSASUKEのセットに対して、筋肉自慢たち、レジェンドたちが完全制覇を目指し挑んでいく。

イメージとしては、
映画アルマゲドンでブルース・ウィリスやベン・アフレックなどのクルーが揃って宇宙船に乗り込むシーンといったところ。

引用:https://eiga.com/movie/42262/

そんなSASUKEを毎回見ているのだが、
SASUKEに出場している男性陣を見ていつも思うこと。

それは、

SASUKEに出るとモテるのかな?

ということだ。

年に数回放送するSASUKEだが、
出場者のプロフィールはそこまで詳しく放送されない。

どんな幼少期を過ごし、
どんな時間を経て、
どんな出会いがあって、
そしてどんなモチベーションでSASUKEに挑んでいるのか?

SASUKEファンとしては、
こうした出場者の細かい裏話があってこそ、彼らの一挙手一投足に一喜一憂できるってものである。

と思っていたら、
今回ネットニュースでこんな記事を発見した。

→【「SASUKE」の世界では鉄板の筋トレが意味をなさない ―― 常連選手にSASUKE攻略のためのトレーニング術を聞いてきた

これはSASUKEファンにとっては神記事だ。

Xvideoでどんなにエロい動画を発見したとしても、
今回のこの記事を発見したときの感動に比べたら、Xvideoの方が嬉しい。

が、
SASUKE常連である2名の考え方が知ることができるのもなかなかないだろう。

というわけで、
今回はSASUKE出場者の2名のインタビューから、「SASUKEに出場を目指すとモテるのか?」というテーマに挑んでみようと思う。

SASUKE常連の2名【漆原裕治】【日置将士】

まずは、
今回ネット記事でインタビューを受けたSASUKE常連の2名が誰なのかに触れよう。

一人は漆原裕治。

漆原裕治(うるしはら・ゆうじ)さん……1978年8月21日生まれ、東京都出身。身長164cm、体重55kg(第37回大会時点)。30歳(第21回大会/2008年)でSASUKE初出場。これまで3度FINAL STAGEに進出しており、2010年開催の第24回大会、2011年開催の第27回大会では完全制覇を達成。直近で開催された第37回大会(2019年)では3rdSTAGE最後のエリア「パイプスライダー」で落水し涙を見せた。現在は株式会社ハルタで営業を担当。普段は職場の屋上が主なトレーニングの場となっている。トレーニングの様子やSASUKE仲間との交流をYouTubeにて定期的に更新中。

 

参考・引用:
→【「SASUKE」の世界では鉄板の筋トレが意味をなさない ―― 常連選手にSASUKE攻略のためのトレーニング術を聞いてきた

高校生なら誰もが知っているであろう、
革靴メーカーのハルタの営業でありながら、あのSASUKEの完全制覇を2度も達成しているSASUKE界の重鎮だ。

記事内にはなかったが、
漆原裕治氏はSASUKE常連になってから結婚している。

毎回応援に来てくれる奥さんだが、
どうやら離婚歴があるようで連れ子を隣にいつも従えている。

漆原氏くらいの知名度と実績があれば、
若くてステキなコからいくらでもアプローチされそうだけど、最終的に選んだのがその奥さんだったのだろう。

ある意味、
完全制覇したってことか。

もうひとりは日置将士。

日置将士(ひおき・まさし)さん……1981年6月5日生まれ、千葉県出身。身長170㎝、体重62kg(第37回大会時点)。千葉県印旛郡に所在する電気店「キタガワ電気」の店長であり、SASUKE出演時は「キタガワ電気」のロゴがプリントされた青いポロシャツを着用することでおなじみ。28歳(第25回大会/2010年)でSASUKE初出場。これまで7度3rd STAGEに進出。常連の実力者の中では早い番号で登場する傾向にあり”切り込み隊長”とも呼ばれることも。

 

参考・引用:
→【「SASUKE」の世界では鉄板の筋トレが意味をなさない ―― 常連選手にSASUKE攻略のためのトレーニング術を聞いてきた

キタガワ電機の青いポロシャツに身を包んだヤンキー系イケメンが日置将士氏である。

SASUKEに出場し始めてから、
キタガワ電機の業績もそり立つ壁のごとくうなぎのぼりだとか。知らんけど。

まあ、
日置氏はモテるだろう。イケメンだし。

さらに、
SASUKE放送時に映る奥さんもキレイだし、子どもたちもカワイイ。

後述するが、
あくまでSASUKEは2番めで最優先は家族、というのも視聴者のハートをがっちりキャッチする。

その甘いマスクと人の心を掴む握力があれば、
SASUKEの完全制覇が達成される日もそう遠くはない。

この2名のインタビュー内容から、
SASUKEにクソ真面目に取り組む男は果たしてモテるのかどうかを見ていこうと思う。

いきなり家の敷地内にSASUKEのセットを作る男はモテる?

彼らSASUKE常連たちが常連である理由。

それは、
SASUKEの練習が出来る環境がすぐ近くにあるからだ。

記事によれば、
日置氏の自宅の庭にはSASUKEの練習ができるセットが組まれているという。

家を買う時点で、絶対にSASUKEのセットは作りたいと思っていましたから。駅の近くにも分譲戸建てがあって検討したんですが、ガンガン音が鳴っても平気そうな、ちょっと引っ込んだ広い土地を選びました。(日置)

・・・どんだけ好きなんだよ。

よく奥さんがOKしたなと感心する。

ウチの嫁さんに言ったら間違いなく食い気味に「は?無理」と言われるさ(笑)。

でも、
見方を変えれば、それだけ打ち込む対象があり真剣に取り組んでいる男気があるってこと。

現代社会におびただしいほど生息するモテない男達をみると、
自宅の庭に大掛かりなSASUKEセットを建築するほどの気概と資産を持った人間がどれほどいるだろうか?

それがSASUKEのセットでなくても、
書斎でも勉強部屋でも所さんのようなガレージでも本質は一緒だ。

本気になり、環境を自ら変える。

これはモテポイントとしてはかなり高レベルだ。

ちなみに漆原氏は会社の屋上を使って日々トレーニングしているという。

これではおちおち屋上でのオフィスラブも楽しめない。

上司に怒られて、
タバコを吹かしながら「俺、なにやってんだよ」と落ち込んでいる時に先輩から缶コーヒーをぽんと渡されるようなサラリーマン寸劇も見ることもできない。

その脇で、
漆原氏が一生懸命トレーニングしているから。

昼休みのOL同士のバレーも出来ない。パワハラだ。

が、
それをも凌駕するほどの楽しみがSASUKEにはあるし、自分が勤める会社の社員がTBSにヒーローとして出演しているのを見るほうが承認欲求は満たされそうだ。

また、
どんなに落ち込んでいても懸垂してればなんか悩みなんて吹っ飛ぶ。

アドレナリンとテストステロン全開だ。

懸垂サイコー。

ということで、
SASUKE出場を目指して環境を変えたり、今の環境を利用する、そしてとりあえず懸垂、はモテる要素と言えることがわかった。

同じ志を持った仲間が集まる場所、それがSASUKE

SASUKEのセットを家に作っちゃうような男はどうなのよ?と前から思っていたが、どうやらこの記事のおかげで、むしろ積極的に作って言ったほうがモテるんちゃうか?と思ってきた。

その他にも、
家の中の梁に指でギリギリぶら下がれるだけの出っ張りを作ったという日置氏。

妻が望む家のデザインに、
SASUKEのクリフハンガーが練習できる凹凸を忍ばせるなんて。

モテる男はいつだってさりげない行動を心がける。

この日置氏の作戦も、
モテる要素といえばモテる要素だろう。

もしも私の家にそんな出っ張りを作ったら、
だんだんとクリフハンガーの練習などしなくなり、最終的には洗濯物を引っ掛ける出っ張りとして利用されるのが目に浮かぶ。

鳴り物入りで買ったTシャツが、
いつのまにか汚ねぇ部屋着になっている、そんな感じだろう。

以下が日置氏のインタビュー抜粋部。

リビングの梁(はり)の部分にも指でギリギリぶら下がれるだけの出っ張りを造って、苦手なクリフハンガーの練習ができるようになっています。妻が梁を見せる天井にしたいと言うので、じゃあその梁に紛れ込ませてしまえと思って。同じ色と素材にすればバレないだろうと、大工さんに作ってもらいました。

・・・間違い探しかよ。

そんな日置氏や漆原氏の元には、
SASUKE常連選手(選手と言っていいのか?)や、これからSASUKE出場を目指す人達がどしどし集まるという。

日置氏の自宅で合同練習をするときもあるそうだ。

いくらSASUKEセットがあるからって、
いやなヤツのところで練習なんか絶対にしたくない。

ましてや、
いずれライバルになるであろう人間に頭を下げて練習器具を貸してもらうなんて、男としてのプライドが許さない。

・・・これが凡人の考えだ。

でも、
SASUKE常連たちもモテる男もそんな小さい男じゃない。

モテる男の座右の銘のひとつ。

去る者は追わず、来る者は拒まず。

どんな人間が来ても、
太平洋よりも大きな心で同じ志をもった仲間を受け入れる。

完全制覇は競争じゃない。

みんなが目指し、一人でも多くのSASUKEチャレンジャーが完全制覇できればいい。

完全制覇の喜びは分かち合うもの。

漆原氏や日置氏のそんなスタンスが、
多くのSASUKEチャレンジャーたちのハートをがっちり掴み、ともに仲間として集うのだろう。

球児たちが甲子園を目指すように、
SASUKEチャレンジャーたちはSASUKE完全制覇を目指す。

日々何も変化のない日常に光が差し込む。

その光は、
きっとSASUKEのFinal Stageのてっぺんから発せられているのだ。

SASUKEに出会い、
そしてSASUKEに挑む仲間に出会い、人生が彩られる。

かけがえのない仲間と筋肉。

仲間と筋肉があればほかは何もいらない。

10代では感じられな青春がSASUKEにはあるのだ。

モテる男は賢い?SASUKEを制覇するには計画的なトレーニングが必要

TVでSASUKEを見ている限り、

「とりあえず筋トレして鍛えておけばいいんじゃね?」

と思ってしまうが、どうやらそうではないらしい。

自分の強みと弱みを把握し、
長所を伸ばし短所を減らす作業を地道に行っていかないと目標は達成できないのだ。

SASUKEは、
ステージによって使う筋肉が違うらしい。

引く力も必要だし、押す力も必要。

当然、
体力、心肺機能も必須だ。

日置氏も漆原氏も、
自分の長所短所を把握し、それぞれに合ったトレーニングを実施しているとのこと。

驚きは、
日置氏が漆原氏からSASUKE参戦初期に課せられたのが毎日懸垂100回だということ。

そんなにやってらんねーよ。

でも、
日置氏は見事にそれを遂行したらしい。

モテる男はつべこべ言わない。やれと言われたらやる。

実際、
その懸垂100回があったからこそ、弱点であった前腕(手首から肘にかけての部分)の筋力が大幅にアップしSASUKE常連になれたのだ。

ちなみに、
懸垂100回トレを漆原氏が日置氏に課してから、その日の進捗を毎日電話でチェックしていたらしい。ストーカーかよ。

が、
これこそが優しさであり、その異常とも言える束縛が人を成長させるのだ。

サボろうとすればいくらでもサボれる。

が、
結局そのサボった分というのはすべて自分に返ってくる。

完全制覇した漆原氏だからこそ、
毎日の懸垂の積み重ねが大事なんだと知っていたのだ。

日々の積み重ねでしか人は成長できない。

一発逆転はない。

SASUKE本番当日に、
超人ハルクのような筋力が宿るなんてことはない。絶対に。

モテもそれは同じ。

昨日までブスでデブでクサくてダサくてオ○ニーばっかりしているやつが、朝起きたら急に妻夫木聡クラスのイケメンになってモテモテになっていることなんてない。絶対に。

自分が目指す目標が定まった時、
それに到達するにはなにが足りないのかを把握し、それを手に入れなければならない。

俯瞰で自分を見つめなければ弱点は見えない。当然、長所だって見えない。

バカにはできない作業だ。

SASUKE常連たちも、
そしてモテる男達も自分を俯瞰視して棚卸しができるということだ。

賢い男はモテるが、
SASUKE完全制覇にも賢さは必要なのである。

その賢さを元に、
トレーニングを計画的に設定して自分を鍛える。

TVで放送されるSASUKEからは見えない部分こそ、
SASUKE常連たちが常連である所以であり、そしてモテる要素なのではないだろうか。

モテる男やSASUKE常連たちに共通した【最優先事項の美学】

ここまでSASUKEに情熱と時間とお金を注ぎ込むSASUKEレジェンドたち。

そんな彼らを見ていると、

「当然ながら、SASUKEの、SASUKEによる、SASUKEのための人生だぜ?」

なんだろうな、と考えてしまいがち。

つまりは、
自分がしたいこと(SASUKE完全制覇)が人生の最優先である、ということだろう。

が、
実は彼らSASUKE常連たちの美学はそうではない。

あくまで、
最優先は家族であり、仕事であり、そして仲間なのだ。

これは大いにモテポイントであり、
世の中で活躍するモテ男たちにも共通する美学だ。

SASUKE常連たちにとっての完全制覇は、
モテたいと願う男達にとっての「異性関係の完全制覇」でもある。

が、考えてみて欲しい。

会話からなにからSASUKEに繋げるって、どうなの?

いっつもSASUKE。

筋肉と懸垂とサーモンラダーの話しかしない。

家族もあるのに、
それを顧みずにプロテインばっかり飲んで庭でガシャガシャ異様なセットを毎日上り下りしてたらどうだろうか?

スマートではない。

あくまでSASUKEは趣味の一環。

少し熱狂気味の趣味だ。

阪神ファンの方がよっぽど熱狂的で時としてドン引きする。

そうしたすこし肩の力を抜いた感じがいいのだ。

モテるモテないの話でもそう。

いっつも女の話ばっかりしてるヤツ。

外で飲んでててもキョロキョロしてて落ち着かない。完全に不審者だ。

とにかく女のケツしか見ていない。

そりゃ女にモテるのはいいことだ。

減るもんじゃないし、
のちのち自分の資産となって精神面での安定剤にもなる。

が、
やっぱりかっこいい男ってのは「女にもモテる男」だろう。

仕事も趣味もファッションも懸垂も、
すべてにおいて知識や経験があり、スマート。それでいて前腕が太い。

これぞかっこよさだ。

なんでもかんでも最優先にすればいいってもんでもない。

日置氏も漆原氏も、
SASUKEが好きだからこそ、適度な距離を保ち、そり立つ壁よりも昇るべき大事なものを把握しているんだ。

だから、
TBSで放映されている時は120%燃え尽きる。

仲間の成功や失敗に一喜一憂できるんだ。

かつて、
Mr.サスケと呼ばれた男がいて、いまでは黒虎というSASUKE完全制覇専門団体の長を務める。

その名は山田勝己。

Mr.サスケは、
それこそ人生のすべてをSASUKEに捧げた人間のうちの一人だろう。

「俺には、俺にはSASUKEしかないんですよ・・・」

というセリフは、いままでも、そしてこの先も語り継がれるTV史上TOP100に入るであろう名言(迷言)だ。

それはそれで美しいかもしれない。

TBSも「いいカンジのSASUKEの象徴が現れたぞ!」と息巻いただろう。

でも、
SASUKEはあくまでバラエティであり企画モノ。

Mr.サスケに感情移入はできても、
人生の最優先ポジションにSASUKEを置こう!と思っている人はほぼいないだろう。

いたとしても、
その数は日本でも数えるほど。

そこまでいくと、
どうしても「ヤリ過ぎ」感は否めない。

スマートに、スマートに。

これこそがモテる秘訣であり、
人生をさらっと彩る秘訣なのだと思う。

モテる男もSASUKEチャレンジャーも、
女やSASUKE以上に大事なものを理解しているからこそ自分自身や周囲の理解を得ることができているのだ。

SASUKEや女を最優先にしない。

SASUKE常連たちの美学と、
モテる男達が日頃意識している美学には共通するものがあるのだ。

まとめ

今回思ったのは、
SASUKE常連である漆原裕治氏と日置将士氏のインタビュー記事に出会えて本当によかったということだ。やべぇ、ガチで感動してるよ。

モテるには筋肉が必要であるとこのサイトで何度も言っているが、
SASUKEクラスの筋肉を手に入れるには相当なトレーニングが必要だ。

そもそも、
ジムにはSASUKE仕様のセットはないし、そり立つ壁もない。

そんな環境が当たり前の中、
SASUKE常連たちは自分で環境を変え、時に仲間を頼り、そして一緒に切磋琢磨して完全制覇を目指している。

自分がモテないのは女のせい、社会のせい、学校のせい、日本のせいだと理由を並び立たてて騒いでいるヤツにはSASUKEは絶対に制覇できない。

いや、
制覇どころが出場すら出来ないだろう。

無理やりモテとSASUKEをつなげちまえ!と思ったが、
考えれば考えるほどSASUKEに出場し完全制覇を目指す肉体と精神、仲間はモテ要素なのだと気がつく。

モテないと愚痴を言うなら、
とりあえずTBSの公式サイトからSASUKE出場エントリーしてみたらいい。

いつでも募集しているわけではないようなので、
TBS公式サイトやSASUKE公式ツイッターを随時チェックしておいたほうがいい。

SASUKE出場資格や募集要項に関してはこちらの記事を参考にするといい。

きっとなにかが変わる。

少なくとも、
前腕の筋肉はゴリゴリになるだろう。

SASUKE出場の目標は、
モテない男をモテる男へと変える要素がたっぷり詰まっている。

モテたいならSASUKEだ。

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