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錯覚資産で成功するために恋愛工学の藤沢数希氏が実際に取り組んだ0→1の成果とは?

恋愛工学提唱者の藤沢数希氏が、今何かと話題の錯覚資産が自分の成功を後押しした、とメルマガで述べている。

*錯覚資産について書かれている本はこちら↓

【人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている】ふろむだ著

*対象のメルマガ、本記事の引用元はこちら
週刊金融日記 第334号(個別にこちらから購入可能です)

(実際は、「後から考えたら今でいうふろむださんの錯覚資産だった」という表現だったが)

では、
実際に藤沢数希氏が学生の頃に手に入れた0⇨1の成果について詳しく見ていこう。

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→【錯覚資産を使い成功するために必要なのは【0⇨1の成果】と【勘違いされる力を養う継続性】である

大前研一に憧れ米留学を目指す

学生時代の藤沢氏は、大前研一氏に憧れを持ち、自身でも「大前さんのようなグローバルな人材になりたい」と思うようになり、そこからどうすれば米留学に行くことができるかを探し始めた。

だが、
親が留学にお金を出してくれるとは思っていなかったため、通っていた学校の交換留学生の募集要項を調べ、応募することにした。

が、成績も英語もそこまで優秀でなかったため、あっさり落選する。

米国留学を諦めず大学院経由で留学を目指す

そこから、
大学院で海外に行くことを考え始めた。そして再度大学院経由で海外に行くにはどうしたらいいのかを調べた。

どうやら欧米の大学院は理系ならだいたい学費が免除され生活費を補えるぐらいの給料や奨学金が出るらしい。いろいろ調べてみると、選考プロセスで重視されるのは、(1)大学の成績(GPA)、(2)現在の大学の先生の推薦状、(3)エッセイ、(4)GREなどの大学院入学のための標準テストのスコア、(5)TOEFLなどの英語のスコア、であった。

学校の成績や英語の基準は可視化できるにしても、それ以外の基準は結構曖昧という所に目をつけた藤沢氏。そこで、以下のような戦略を取ることにしたのだ。

僕なりに考えたのが、大学4年生の夏頃までに学会で発表できるぐらいの成果を出して、そこで海外の大学院の教授と直接知り合って、自分を売り込もう、というものだった。

この成果を出すためにやったプロセスで、藤沢数希氏は錯覚資産を使う大前提である【0⇨1の成果】を手に入れたのである。

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藤沢数希氏が錯覚資産を使う前に実際に手に入れた【0⇨1の成果】

では、
藤沢数希氏は大学院経由で留学するために必要と感じた【0⇨1の成果】をどのようにして手に入れたのか。

具体的にはこちら。

とりあえず、僕は自分の専門分野のどこにでも売っている標準的な教科書を毎日勉強することにした。大学生の夏休みは長い。僕は1ヶ月ぐらい、近所のファミレスにひとりで行き、量子力学、統計力学、物性物理学、あとはいくつかの数学の本をひとりで毎日眠くなるまで勉強していた。

夏休みにひとりで毎日勉強しただけで、あとで気がついたのだが、僕は学科の中では教科書のことはほぼトップレベルの理解度に達していることがわかった。日本は大学に入るまでが勉強なので、大学に入ったあとの勉強はすこしがんばるだけで、すぐに頭ひとつもふたつも抜け出せる。それで夏休み明けからは専門科目の授業にすべて出席するようになり、学科で成績トップクラスの人たちと友達になり、よく教授とも話すようになった。

結局は、
ある一定の期間でしっかりと勉強して、錯覚資産でさらに功績がよく見えるような成果を手に入れているのである。

大学4年生になる前に、すでに論文を書き始めていた。それで夏に行われる国際会議に行かせてもらえることになった。ここまで完璧に思惑通りに周りを動かすことに成功した。結局、日本で行われた小さな学会に招待されて来ていた海外の大学の学科長が僕を見つけ、PhD学生のオファーをくれた。GPAを見られることもなく、GREなんか結局一度も受けず、推薦状もオファーがほぼ決まったあとの形式的なもので、結局、ナンパの力で留学が決まったのだ。しかも、学費免除で奨学金をもらいながら、である

 

僕は特に勉強ができたわけもでなければ、理解力が飛び抜けていたわけでもない。マーケティング力というか、錯覚資産をうまく使ったことで、自分という駒を有利なポジションに動かし続けたのだ。

こうして、
藤沢数希氏はある一定の努力と錯覚資産(メルマガ内ではマーケティング力・ナンパ力と表していたが)で自身の成功の礎を築いたのだ。

錯覚資産を使おうにも、表面だけ取り繕ってもすぐにバレる。

というか、
そもそもそれだけでは人に勘違いしてもらって評価を高めることは難しいだろう。

以前の記事にも書いたが、
錯覚資産を曲解してしまうと、それはただの詐欺師予備軍になるのとなんら変わりない。

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→【錯覚資産を使い成功するために必要なのは【0→1の成果】と【勘違いされる力を養う継続性】である

大前提である、
【高評価を得られる0⇨1で作り出した成果】を手に入れるプロセスがないと、錯覚資産は使いようがないのである。

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【0⇨1の成果】さえ手にすれば錯覚資産は大いに使うべし

何も持たない人が自分を大きく見せようとしても、遅かれ早かれバレる。中身がないことが分かり、周囲の信頼を失う羽目になるだろう。

生兵法は怪我の元という言葉通り、錯覚資産はその使い方によっては毒にも薬にもなる。

藤沢数希氏ふろむだ氏も、結局は錯覚資産を使う前に一定の努力はして成果を得ているのだ。

これからふろむだ氏著の【人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている】を読もうとしている人は、今一度この大前提【0⇨1で作り上げる成果】が錯覚資産を使うには必要なんだということを覚えておいてほしい。

おわり

*錯覚資産について書かれている本はこちら↓
【人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている】ふろむだ著

*対象のメルマガ、本記事の引用元はこちら
週刊金融日記 第334号(個別にこちらから購入可能です)

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