「はいはい、知ってる」
「だから、知ってるって!」
「そんなん常識だよ」
人は無知であることが発覚することを極度に恐れる生き物だ。
たとえ自分が知らないような情報を聞いても、
周囲の人にその情報が初耳だったことがバレるのを極度に恐れてついつい知ったかぶりをしてしまう。
こうした人間は得てして声を荒げたり、
人が話しているのを最後まで聞かずに遮るように冒頭の言葉を発してムキになる。
まあ、
人それぞれの考えや生き様があるので、知ったかぶりを全面的に否定するつもりはない。
今やどんな情報をも網羅しているのはグーグル大先生だけである。
時間が経つにつれてどんどん過去のことを忘れていってしまう人間は、
どう頑張ったって地球上の全ての情報を記憶しておくのは不可能に近い。
いや、不可能だろう。
しかしながら、
モテたいがために知ったかぶりの性質を露呈してしまう男はモテない。
それこそ非モテそのものの非常に悪い性質だと言えることができる。
自分はモテない、モテる男になってみたい
と強く思っている男ほど、
非モテの性質である知ったかぶりを直すべきなのである。
詳しく見ていこう。
あわせて読みたい▼▼▼
→【非モテが恋愛に負ける3つの理由とは】
非モテは非モテであることを隠してはいけない
非モテが非モテである理由。
それは、
自分が非モテであることを潔く認めないことにある。
女との接点がない、
セックスしていない、
セックスしたいけど全然そんなチャンスがない
自分の力で女との出会いを作れない
ありのままの自分を好きになってくれる可愛い美女がいつか目の前に表れて告白してくれると思っている
これらは非モテの代表的な特徴なのであるが、
骨の髄まで、頭の先からつま先まで非モテ要素がパンパンに詰まっているモテない男はこれらの特徴を一切カミングアウトしようとしない。
自分が非モテである、モテないということを頑なに認めない。
上記にあげた特徴が当てはまる人間は非モテ、つまりはモテない人間の部類に入ることを知らない。
知らないのに、
さも非モテの人間がどのような人間なのかを知っているふりをする。
自分よりも下に見ることができそうな人間を捕まえて、
あいつこそ真の非モテだ、俺はそうじゃない、ちょっと女から遠ざかっているだけだ、とムキになって自分がモテないことを否定する。
これぞまさしく非モテの知ったかぶりなのである。
こうした匂い、所作、声色、目の動き、身なり、雰囲気を女はどう見るか?
女は完全に「こいつは非モテだな」と一発ツモで見極める。
非モテをひた隠しにしていることが分かるともう人間以下の扱いをする。
一発ツモで裏ドラも乗って点数はさらに跳ね上がる。
(麻雀を知らない方、ごめんなさい(笑))
女の非モテを探し当てる嗅覚は犬のそれをも凌ぐと言われている。
女は非モテを探し当てる嗅覚がなければ、
うっかり誤って非モテとセックスして妊娠してしまう恐れがあるからだ。
うっかり非モテの子供が生まれてしまえば、
自分の遺伝子を後世により多く残す可能性がグンと減ってしまう。
それを避けるためにも、
生存戦略の一つとして女は非モテを嗅ぎ分ける嗅覚を研ぎ澄ませてモテない遺伝子を半径10m以内に近づけないようにしているのである。
関連記事▼▼▼
→【女の3つの生存戦略ルールとは?】
女に非モテがバレてしまったら、
その男はさらにモテなくなってしまう。
女はもともと男を減点方式で評価する。
モテないと発覚した男に対して、
お情けで減点を減らしたり加点するなんてことはまずないと考えていいだろう。
関連記事▼▼▼
→【女は男を減点方式で評価するその理由とは?】
もともと少ない非モテ脱却の可能性が、
自らの愚行によってさらに減ってしまうのである。
これらの理由により、
非モテは非モテであることを隠してはならないのである。
あわせて読みたい▼▼▼
→【女にモテるには体を大きくしてノンバーバル要素でモテよう】
非モテの知ったかぶりは悲劇を招くことを歴史から学ぶ
モテない人間がモテるようになるには、
まずは知ったかぶりをしてしまう癖を即座に修正することだ。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」
ということわざがあるように、
自分が知らないことを素直に認め相手に教えを請うたり自分で調べたりするその姿勢が、その人間を成長させるのである。
逆の立場になってみて考えてみよう。
相手が素直な気持ちで「ごめんなさい。初耳なのでぜひ教えて欲しい」と頼んできたら、それはそれで悪い気はしない。
人間は素直な気持ちで相手に接すれば、
相手もそれに応じてくれるものなのである。
勉強不足、情報不足、努力不足、そして隠蔽体質によって、
知っておくべきことを知らないのに知っているふりをすることが後々重大な惨劇を招く。
第二次世界大戦で日本の敗戦色が濃厚になった時も、
日本軍はその事実を国民に知らせることはなかった。
ミッドウェー海戦やガダルカナル戦での敗北がいい例である。
この時点ですぐに敗戦が濃厚であることを日本国内に伝達し、
どうすれば最小限の犠牲で勝機のない戦争を終結させられるかを議論しておけばあれほどの被害はなかっただろう。
軍部の情報不足や失敗、隠蔽体質がやがて本土空襲、沖縄上陸、やがては広島・長崎への原爆投下へと繋がっていくのである。
これはモテにおいてモテない非モテたちも同じ。
自分が非モテである、モテない、セックス不足である(=敗戦が濃厚)であることを素直に認めず、連戦連勝・破竹の勢いなどと知ったかぶりをするがために、取り返しのつかない悲劇(今更童貞・非モテであることを言えない)を招くことになる。
歴史は繰り返すというが、
決してそれは史実だけの話ではない。
人間の自分の恥部や失敗を隠したい、無知であることがバレたくない、といった性質は何年経っても自然に治ることはない。
それを認め、
ゼロから、いやさマイナスからのスタートになったとしても、そこから努力をする。
そうすれば、
やがてモテるようになり、素晴らしい人間へと成長し、世のため人のため、そして愛する女のために人生を生きることができるようになるのである。
知ったかぶりがもたらす負のスパイラルは歴史が十分証明してくれているのである。
参考図書▼▼▼
→【オールカラーでわかりやすい!日本史】
まとめ
女は男に完璧を求め、そして男もまた女に完璧を求める。
女が知らないことを男が教えてやり、女ができないことを男がしてやる。
それができれば、
その女は当然その男に魅力を感じるようになるだろう。
しかし、
男も女もやがて完璧な人間はいないと気がつく時が来る。
その時に、
頑なに知ったかぶりをして見栄を張る男と、できないことはできないができることは一層頑張る男とどちらに女は魅力を感じるかは火を見るよりも明らか。
「なぜ自分だけセックスできないのだろうか」
「ここ最近めっきり女と接する機会がない」
「もしかして俺ってモテない部類に入っているのかも知れない」
と思い当たる節がある男は、
まずは自分が知ったかぶりの癖があるかどうか、隠蔽体質があるかどうかを自問自答してみよう。
女にモテない非モテが何よりも先にするべきこと。
それは、
「自分がモテない男であることを自覚すること」である。
変なプライドなど捨てて、
まずは自分の弱さ、ダサさ、情報不足、努力不足を知ることが非モテ脱却のスタートになるのだ。
おわり
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