コーヒーを飲むとテストステロン分泌が促進される。
これは、
コーヒーに含まれるカフェインの効果によるものだ。
こちらの記事でも紹介した通り、
コーヒーやココアに含まれるカフェインはテストステロン分泌を促進すると言われている。
では、
筋トレやランニングなどの運動の前にコーヒーを飲んだほうがいいのだろうか？
ここではNoであると断言できる。
詳しく見ていこう。
目次
運動前にコーヒーを飲むと気分が悪くなる可能性がある
運動前にコーヒーを飲むと、
人によっては気分が悪くなってしまう可能性がある。
子供は得てしてコーヒーが苦手だ。
苦いし、
場合によっては吐き気すら感じてしまう。
これは子供に限ったことではない。
大人でも、
コーヒーが苦手だというひとは一定数いる。
いくらコーヒーに含まれるカフェインがテストステロン分泌促進に効果があると言っても、無理して飲む必要はないのである。
運動前は、
体調をしっかりと整え、身体が十分に動く状態にしておくべき。
でないと、
怪我をしたり、運動後に病気になってしまう可能性があるからだ。
コーヒーも嗜好品であり、
飲みすぎはお酒同様身体の健康を害する恐れがある。
運動直前には、
コーヒーなどの苦味を感じる飲み物は避けた方が無難だ。
コーヒーは利尿作用があるため脱水症状を引き起こす恐れがある
コーヒーには、
おしっこを出させる利尿作用がある。
コーヒーを飲んでいると、
トイレに行く頻度が多くなるのはこのためだ。
リラックスしている時には、
コーヒーを優雅に飲んで気分を落ち着かせるのもいい。
トイレに行く回数もそこまで気にする必要もないだろう。
が、
運動前だと状況は変わる。
利尿作用によって尿が頻繁に出ると、
身体の水分が排出されて脱水症状になる恐れがある。
また、
筋トレや運動、ランニングの最中にトイレに行きたくなったら集中できなくなる。
運動に集中できなくなれば、
トレーニング効果も落ちるし怪我をする可能性も出てくる。
本来のトレーニングの目的をしっかりと果たすためにも、
コーヒーを運動直前に飲むことは避けた方がいいのである。
テストステロン分泌促進のためには運動する1時間前までにカフェインを摂ろう
とはいっても、
カフェインが持つテストステロン分泌促進の効果を利用しない手はない。
なので、
テストステロン分泌促進のためのカフェイン摂取は運動の1時間前までに終わらせておけばOKだ。
1時間前までにカフェイン摂取を終わらせておけば、
苦味やカフェイン効果で気分が悪くなることもない。
コーヒーなどのカフェイン製品を飲むなら水分もしっかりと摂っておく
コーヒーなどのカフェイン製品を飲んだら、
その分水分補給はしっかりとしておくことも重要だ。
先述したように、
コーヒーには利尿作用があるので身体の水分が排泄されやすくなる。
また、
カフェインが含まれるレッドブルやモンスターなどのエナジードリンクも、身体への水分補給という観点からは余分な成分（糖分など）が多い。
人間の身体は70％が水分と言われている。
なるべくなら、
身体にはきれいなお水を常に満たしておいたほうがいい。
筋トレや運動においても、
身体に水分が充分に足りている方がパフォーマンスはグッと上がる。
テストステロン分泌促進のためのカフェイン摂取時は、
いつもよりも多めの水分をこまめに摂取することを心がけよう。
